Claude Code キャッチアップ: 2026-08-06
取得日: 2026-08-06 ソース: changelog / docs / blog 対象バージョン: v2.1.223(2026-08-06)(前回 2026-08-04 ダイジェスト(v2.1.222)以降の新着)
今回の注目ポイント
前回キャッチアップ(2026-08-04、v2.1.222 まで)以降の新着は v2.1.223(2026-08-06)の 1 バージョン。今回もセキュリティ・権限まわりの修正が中心で、細工したコマンドが権限チェックから自身の一部を隠せてしまう Bash 権限バイパス、タブや不可視 Unicode でパディングしたコマンドが承認ダイアログで一部を隠せる問題、ワークフロースクリプトが動的 import() でワークフローサンドボックス外のコードを実行できる問題、エージェント定義の bypassPermissions モードが組織の bypass-permissions 無効化ポリシーを無視していた権限ギャップなどが修正された。あわせて、ゲートウェイのモデル探索が vertex_ai/claude-*・bedrock/anthropic.claude-* のようなプロバイダ接頭辞付き ID で登録された Claude モデルを隠していた問題も解消。機能面では、クラウドセッションで /teleport ヒント(claude --teleport <session id> でローカル継続)が表示されるようになり、strictKnownMarketplaces/blockedMarketplaces 管理設定に オーナーのワイルドカード指定("owner/*") が追加、/review が /code-review のエイリアスに変更された。
新機能・変更(changelog)
対象バージョン: v2.1.223(2026-08-06)
セキュリティ・権限・サンドボックス
- バージョン: v2.1.223(2026-08-06)
- 内容:
- 細工したコマンドが権限チェックから自身の一部を隠せてしまう Bash 権限バイパスを修正。
- タブや不可視 Unicode でパディングしたコマンドが、承認ダイアログでコマンドの一部を隠せてしまう問題を修正(権限プロンプトで隠せなくなった)。
- ワークフロースクリプトが動的
import()を使ってワークフローサンドボックス外のコードを実行できてしまう問題を修正。 - エージェント定義の
bypassPermissionsモードが、組織の bypass-permissions 無効化ポリシーを無視していた権限ギャップを修正。 - Linux で
sandbox.filesystem.denyWriteが作業ディレクトリを含む場合に、サンドボックス化コマンドが起動に失敗する問題を修正。
モデル・サブエージェント・MCP
- バージョン: v2.1.223(2026-08-06)
- 内容:
- ワークフローエージェント・フォークしたスキル・スラッシュコマンド・再開したバックグラウンドエージェントが要求したサブエージェントモデルが制限され、代わりに親モデルが動く場合に警告を表示するようにした。
- ゲートウェイのモデル探索が、
vertex_ai/claude-*やbedrock/anthropic.claude-*のようなプロバイダ接頭辞付き ID で登録された Claude モデルを隠していた問題を修正。 - Anthropic のモデル ID でない
modelOverridesのキーが、セッションの正規(canonical)モデル ID として扱われていた問題を修正。未知のキーはドキュメント通り無視されるようになった。 CLAUDE_CODE_DISABLE_1M_CONTEXTの挙動を変更。固定リストのモデルだけでなく、ネイティブに 1M ウィンドウを持つすべての Claude モデルを自動コンパクションで 200K に抑えるようにした。自動コンパクションがセッションを 200K に抑えられていない場合は起動時に警告が出るようになった。- 自動コンパクションが、認識されないモデル ID のセッションをコンテキストウィンドウを超えて肥大化させず、想定ウィンドウ内に収めるようにした(従来の挙動に戻すには
CLAUDE_CODE_DISABLE_UNKNOWN_MODEL_WINDOW_ENFORCEMENT=1)。
バックグラウンドセッション・ワークフロー
- バージョン: v2.1.223(2026-08-06)
- 内容:
- クラウドセッションで
/teleportのヒントを表示するようにした(claude --teleport <session id>でローカルに継続する方法を案内)。 - フォークしたバックグラウンドエージェントが、再開時にフォーク親プロンプトの再構築に失敗すると、セッションの残り全体で「already resuming」のまま停止してしまう問題を修正。
- クラウドセッションで
プラグイン・マーケットプレイス・管理設定
- バージョン: v2.1.223(2026-08-06)
- 内容:
strictKnownMarketplacesおよびblockedMarketplaces管理設定に、オーナーのワイルドカード指定("owner/*")を追加。GitHub 組織配下のすべてのマーケットプレイスリポジトリを一括で許可/ブロックできるようになった。- 管理設定の修正: サーバーから配信される設定が、マシンローカルの
managed-settings.jsonや MDM プロファイルの env ブロックを無効化しないようにした。管理者の env はキー単位でマージされるようになった。
その他の修正・変更
- バージョン: v2.1.223(2026-08-06)
- 内容:
/reviewを/code-review(現在の diff または PR をレビュー:/code-review <level> <pr#>)のエイリアスに変更。クラウド上での深いレビューには/code-review ultraを使う。/code-reviewを effort レベル指定なしで実行した場合、最後に入力したレベルを再利用するように変更(/code-review highのようにレベルを指定すると変更できる)。- セッション途中で
/cdした後に再開すると、セッションが空になって返ってくる問題を修正。 - 履歴に不正な形式の diagnostics 添付が含まれる場合に、再開したセッションが毎ターン失敗したり、インタラクティブアプリが応答しないエラー画面に留まったりする問題を修正。
- 通常とは異なる
git pushの出力を解析する際にまれにハングする問題を修正。
使い方メモ(任意)
- 今回はセキュリティ修正(Bash 権限バイパス・不可視文字によるコマンド秘匿・ワークフローサンドボックス脱出・
bypassPermissionsの組織ポリシー無視)が複数含まれるため、権限やサンドボックス、ワークフロー機能を利用している環境では v2.1.223 への更新が推奨される。 /reviewは/code-reviewのエイリアスになった。差分や PR のレビューはレベル指定(high/ultra等)で使い分けられ、レベル未指定時は前回のレベルが再利用される。- Vertex AI / Bedrock などプロバイダ接頭辞付き ID で Claude モデルを登録している場合、モデル探索でモデルが表示されなかった問題が解消されたため、ゲートウェイ経由のモデル選択が正しく行えるようになった。