Claude Code キャッチアップ: 2026-08-12
取得日: 2026-08-12 ソース: changelog / docs / blog 対象バージョン: v2.1.229(2026-08-12)(前回 2026-08-11 ダイジェスト(v2.1.228)以降の新着)
今回の注目ポイント
前回キャッチアップ(2026-08-11、v2.1.228 まで)以降の新着は v2.1.229(2026-08-12)の 1 バージョンのみ。多数のバグ修正が中心だが、いくつか機能追加とセキュリティ寄りの挙動変更が含まれる。目立つのは 4 点。1 つは Remote Control(リモートコントロール)の使い勝手強化で、claude remote-control --continue で直近の Remote Control セッションを再開できるようになり(ドキュメント化)、ListAgents は切断済みの Remote Control セッションを offline、クラウドセッションを cloud とラベル表示するようになった。2 つ目は /commit-push-pr のセキュリティ強化で、危険なフラグを含む git / gh コマンドが自動承認されなくなった。3 つ目は ストリーミング表示のバグ修正で、長い応答がストリーミング中に一部消える/二重に出力される問題が直った。4 つ目は self-hosted runner(セルフホストランナー)まわりの安定化で、サーバー供給の Claude Code フックへの対応、managed-mcp.json で MCP サーバーをデプロイする際の起動時終了、Git Credential Manager プロンプトでのハングなどが修正された。ほかにサンドボックスの IPv6 リテラル扱い、32MB 超の会話・空白のみメッセージのエラー処理、VSCode のサイドバーのセッショングループ機能などが含まれる。ブログ/ニュースは今回 egress でアクセス不可のため取得なし。docs(code.claude.com)もネットワーク制限で未取得。
新機能・変更(changelog)
対象バージョン: v2.1.229(2026-08-12)
Remote Control(リモートコントロール)
- バージョン: v2.1.229(2026-08-12)
- 内容:
claude remote-control --continueをドキュメント化。直近の Remote Control セッションを再開できる。ListAgentsが、切断された Remote Control セッションをofflineとしてマークし、クラウドセッションをcloudとしてラベル表示するようになった。- スラッシュコマンド実行後に Remote Control クライアントで作業中スピナーが固まったままになる問題を修正。
self-hosted runner(セルフホストランナー)
- バージョン: v2.1.229(2026-08-12)
- 内容:
- self-hosted runner セッションで、サーバー供給の Claude Code フックをサポートするようになった。
managed-mcp.jsonが MCP サーバーをデプロイする際に self-hosted runner が起動時に終了してしまう問題を修正。- self-hosted runner が Git Credential Manager のプロンプトでハングする問題を修正。
- Windows での self-hosted runner の起動に、
--base-dirの明示的な指定を必須とするよう変更。
プラグイン・ワークフロー
- バージョン: v2.1.229(2026-08-12)
- 内容:
- プラグイン marketplace の
commandソースを追加。ローカルコマンドはプラグインディレクトリを出力し、毎セッション再解決される。 - ワークフローの fan-out(並列展開)を改善し、同一プレフィックスの兄弟エージェントの起動をずらす(stagger)ようになった。
- 動的ワークフローがコンテナの CPU 制限ではなくホストマシンのコア数を使ってしまう問題を修正。
- 単発(one-shot)の
claude pluginコマンドが liveness ファイルを残してしまう問題を修正。
- プラグイン marketplace の
ストリーミング・TUI 表示
- バージョン: v2.1.229(2026-08-12)
- 内容:
- 長い応答がストリーミング中に一部消え、かつ二重に出力される問題を修正。
- 非常に幅の狭いターミナルでプログレスバーや Markdown テーブルを描画すると RangeError でクラッシュする問題を修正。
- 大量(数千件)の IDE 診断(diagnostics)による数秒単位の UI 停止を修正。
- 「prompt is too long」エラーが、なぜコンパクション(会話圧縮)で回復できなかったかを説明するよう改善。
API・ゲートウェイ・セッション
- バージョン: v2.1.229(2026-08-12)
- 内容:
- 長い思考の間の中断中に、ゲートウェイのストリーミング応答へ SSE keepalive ping を送るようにした。
- SDK や
--input-format stream-jsonのセッションが、空白のみのメッセージで 400 API エラーになる問題を修正。 - 32MB のリクエスト上限を超える会話が、リトライを繰り返すのではなく明確なメッセージで失敗するよう修正。
- Desktop 管理のゲートウェイがテレメトリのエンドポイントである場合に、OpenTelemetry のエクスポートが拒否される問題を修正。
- ツール呼び出しで
glob/file_path/commandの値が文字列でない場合にクラッシュする問題を修正。
認証・モデル選択・MCP
- バージョン: v2.1.229(2026-08-12)
- 内容:
CLAUDE_CODE_ATTRIBUTION_HEADERで attribution ヘッダーを無効化しているユーザーで、auto モードがツール呼び出しに失敗する問題を修正。- カスタム
ANTHROPIC_BASE_URLを使う claude.ai サブスクライバーに対し、/modelが Sonnet/Opus の 1M コンテキストを拒否してしまう問題を修正。 - 厳格な認可サーバーを使う MCP OAuth が
localhostではなく127.0.0.1を使う問題を修正。 - ログイン成功後に、
/loginがCLAUDE_CODE_OAUTH_TOKENオーバーライドの警告を繰り返し表示するよう変更。
セキュリティ・サンドボックス
- バージョン: v2.1.229(2026-08-12)
- 内容:
/commit-push-prを変更し、危険なフラグを含むgit/ghコマンドを自動承認しないようにした。- サンドボックスを改善。IPv6 リテラルをブラケットで囲む(
[::1]:443)ようにし、曖昧な表記は fail-closed(安全側に倒す)で拒否するようになった。
Windows・その他修正
- バージョン: v2.1.229(2026-08-12)
- 内容:
- 拡張長パス(
\\?\)や UNC パスを使う Windows でのクラッシュを修正。 - アトミックなファイル置換後にファイルウォッチャーのハンドルがリークする問題を修正。
- Claude Code Review ワークフローがプルリクエストにレビューを投稿しない問題を修正。
- 拡張長パス(
VSCode 拡張
- バージョン: v2.1.229(2026-08-12)
- 内容:
- 「Report a problem」および
/bugが、組み込みのフィードバックダイアログを開くようになった。 /btwのサイド質問パネルを、ドラッグでリサイズできるようにした。- サイドバーにセッショングループを追加。名前変更・削除・移動が可能になった。
- 「Report a problem」および
使い方メモ(任意)
/commit-push-prを使っている場合: v2.1.229 から、危険なフラグを含むgit/ghコマンドが自動承認されなくなった。意図しない破壊的操作を防ぐ挙動変更なので、これまで自動で通っていたコマンドで確認プロンプトが出るようになる点に注意。- Remote Control を使っている場合:
claude remote-control --continueで直近の Remote Control セッションを再開できる。ListAgentsの表示でoffline(切断済み)/cloud(クラウド)が区別できるようになり、状態把握がしやすくなった。 - self-hosted runner を運用している場合:
managed-mcp.jsonでの MCP サーバーデプロイ時の起動失敗や Git Credential Manager プロンプトでのハングが修正された。Windows では起動時に--base-dirの明示指定が必須になった点に注意。