Claude Code キャッチアップ: 2026-08-11
取得日: 2026-08-11 ソース: changelog / docs / blog 対象バージョン: v2.1.228(2026-08-11)(前回 2026-08-10 ダイジェスト(v2.1.227)以降の新着)
今回の注目ポイント
前回キャッチアップ(2026-08-10、v2.1.227 まで)以降の新着は v2.1.228(2026-08-11)の 1 バージョンのみ。内容は多数のバグ修正と細かな UX 改善が中心で、新しい大型機能の追加はない。目立つのは 3 点。1 つはセッションのクリーンアップがプロジェクトの memory フォルダの中身を削除してしまう問題の修正で、データ喪失につながる不具合が直った。2 つ目は claude.ai から同期されるスキルのハードニングで、同期スキルがローカルのコマンドや MCP プロンプトを上書き(シャドウ)しなくなり、説明文はサニタイズ&ラベル付けされ、手元のマシンではスキル本文が ! コマンドの実行や @ によるファイル展開を行わなくなった(信頼できない同期コンテンツによる副作用の防止)。3 つ目は Write ツールの挙動変更で、新しいモデルは Edit ツールと同じルールで、そのセッション中に未読のファイルでも上書きできるようになった(古いモデルは従来どおり事前の読み取りが必須)。ほかに描画停止・クロスセッションメッセージング・self-hosted runner・Vertex AI 認証まわりの修正が含まれる。ブログ/ニュースは今回 egress でアクセス不可のため取得なし。Chrome for Developers ブログ・Google 検索セントラルほか一部ソースはフィード鮮度・ネットワーク制限のため未取得(結果報告参照)。
新機能・変更(changelog)
対象バージョン: v2.1.228(2026-08-11)
TUI・表示(レンダリング)
- バージョン: v2.1.228(2026-08-11)
- 内容:
- まれな内部レイアウトエラーの後、プロセスは動き続けているのに対話セッションの描画が完全に止まってしまう問題を修正。
- コンパクション(会話圧縮)中の進捗表示を改善。従来はプログレスバーのみだったが、リトライのカウントダウンとストールのヒントもコンパクション中に表示されるようになった。
- ターミナルタイトルのビジースピナー用グリフを更新し、一部ターミナルでのタブバーのちらつきを軽減。
モデル・セッション
- バージョン: v2.1.228(2026-08-11)
- 内容:
- 直近の応答以降に
/modelでモデルを変更していた場合、/tuiがセッションを以前のモデルへ戻してしまう問題を修正。 - セッションのクリーンアップがプロジェクトの memory フォルダ内のコンテンツを削除してしまう問題を修正。
- 直近の応答以降に
Windows
- バージョン: v2.1.228(2026-08-11)
- 内容:
- Git のインストール先の親フォルダから Claude Code を起動した際に、Windows 上で
git/ Git Bash が見つからない問題を修正。
- Git のインストール先の親フォルダから Claude Code を起動した際に、Windows 上で
クロスセッション・メッセージング / Remote Control
- バージョン: v2.1.228(2026-08-11)
- 内容:
- インストールまたはアップグレード後の最初のセッションで、クロスセッションメッセージングが受信箱(inbox)を持たずに開始してしまうことがあった問題を修正。
- 接続中の Remote Control で
/resumeを行うと、再開した会話のタイトルや履歴が接続先セッションに漏れる問題を修正。 - クロスセッションメッセージの表示を改善。送信者と本文が折りたたまれた 1 行ではなくインラインで表示されるようになり、別マシン上の Remote Control セッション宛のメッセージでは送信者として自分の Remote Control セッション名が表示されるようになった。
self-hosted runner
- バージョン: v2.1.228(2026-08-11)
- 内容:
- セッションが push しないリポジトリで
checkoutフックが失敗した場合、claude self-hosted-runnerセッションが新しいランナーごとに毎回失敗していた問題を修正。該当リポジトリは警告付きでスキップされるようになった。 - バックグラウンドタスクの完了と後続ターンの開始との間の隙間で、self-hosted runner がセッションを終了させてしまう問題を修正。
- セッションが push しないリポジトリで
プラグイン・設定
- バージョン: v2.1.228(2026-08-11)
- 内容:
- バックグラウンドのプラグインキャッシュ清掃が、唯一のバージョンがシンボリックリンクされた開発用チェックアウトであるプラグインのキャッシュを削除してしまう問題を修正。
- 優先度の高い設定ティアで再定義された marketplace エントリが、別のティアのカスタムヘッダーを引き継いでしまう設定マージの問題を修正。marketplace エントリはエントリ全体として(whole entry)マージされるようになった。
スキル(claude.ai 同期)・ツール
- バージョン: v2.1.228(2026-08-11)
- 内容:
- スキル呼び出し後に、deferred-tools(遅延ツール)のリマインダーがモデルへ 2 回送られることがあった問題を修正。
- claude.ai から同期されるスキルをハードニング。ローカルのコマンドや MCP プロンプトを上書き(シャドウ)しなくなり、説明文はサニタイズ&ラベル付けされる。手元のマシンではスキル本文が
!コマンドを実行したり@でファイルを展開したりしなくなった。 - Write ツールを変更し、新しいモデルは Edit ツールと同じルールで、そのセッション中に読み取っていない既存ファイルでも上書きできるようになった(古いモデルは従来どおり事前の読み取りが必須)。
認証(Vertex AI)
- バージョン: v2.1.228(2026-08-11)
- 内容:
- Vertex AI の認証情報の扱いを改善。期限切れまたは欠落した Google Cloud の認証情報が、数分間リトライし続けるのではなく数秒で失敗するようになった。
その他
- バージョン: v2.1.228(2026-08-11)
- 内容:
- Pro / Max / Team プランの初回利用時の通知から、「auto モードのセッションはわずかにコストが高くなる」という古い注記を削除。
使い方メモ(任意)
- プロジェクトに memory フォルダを置いている場合: v2.1.227 以前ではセッションのクリーンアップが memory フォルダ内のコンテンツを削除してしまうことがあった。データ保全の観点から v2.1.228 への更新が推奨される。
- claude.ai とスキルを同期している場合: v2.1.228 で同期スキルがローカルのコマンド/MCP プロンプトを上書きしなくなり、手元では
!実行や@展開も行わなくなった。信頼できない同期コンテンツによる意図しない挙動を防ぐハードニングなので、同期運用しているユーザーはアップデートが望ましい。 - Vertex AI 経由で利用している場合: 認証情報が期限切れ/欠落していると、以前は数分間リトライしてから失敗していたが、v2.1.228 では数秒で失敗するようになり、原因の切り分けが速くなった。