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Claude Code キャッチアップ: 2026-08-21

取得日: 2026-08-21 ソース: changelog / docs / blog 対象バージョン: v2.1.239(2026-08-21)(前回 2026-08-20 ダイジェスト(v2.1.238)以降の新着)

今回の注目ポイント

前回キャッチアップ(2026-08-20、v2.1.238 まで)以降の新着は v2.1.239(2026-08-21)の 1 バージョン。バグ修正を中心とした大型リリースで、課金の正確性・クラウド/リモートセッションの安定性・フルスクリーンレンダラー・/resume まわりの修正が多い。特に押さえたいのは 5 点。

  1. Bedrock のストリーミングで二重課金していた不具合を修正: レスポンスの Content-Type ヘッダを剥がすプロキシ越しに Bedrock を使うと、毎ターンを非ストリーミングで再実行して API 呼び出しが黙って倍増していた問題を修正。Bedrock をプロキシ経由で使っている場合は更新推奨。
  2. Windows でクロスセッションメッセージングに対応: SendMessage で複数マシンにまたがる Claude Code セッション同士がメッセージを送り合え、ListAgents で相互に見つけられるようになった(macOS / Linux と同様)。
  3. claude.ai から同期したプラグインの扱いを整理: クラウドセッションで claude.ai から同期したプラグインが name@synced として表示され、claude plugin enable/disable <name>@synced で操作でき、自分でインストールした同名プラグインを上書きしなくなった。
  4. /claude-api upgrade を追加: Python プロジェクトを anthropic 0.x から 1.x へ移行するコマンドを追加。スキルの Python リファレンスも 1.x 向けに更新(タイムアウトは httpx.Timeout ではなく anthropic.Timeout を使う)。
  5. keybindingFlavor: "readline" を単語キーにも拡張: v2.1.238 の Ctrl+W に加え、"readline" では Alt+F / Ctrl・Option+→ が単語末尾で止まり、Alt+D が単語末尾まで削除(Ctrl+Y で貼り戻し)、記号が単語区切りとして扱われるようになった。

なお、ブログ/ニュース(claude.com)・docs(code.claude.com)・raw changelog(raw.githubusercontent.com)は今回も直接取得できなかったため、changelog をバックボーンとしてまとめた(raw.githubusercontent.com は egress ブロック、GitHub のリリース Atom フィードから取得)。


新機能・変更(changelog)

対象バージョン: v2.1.239(2026-08-21)

新機能・改善(v2.1.239)

  • バージョン: v2.1.239(2026-08-21)
  • 内容:
    • /claude-api upgrade を追加。Python プロジェクトを anthropic 0.x から 1.x へ移行する。スキルの Python リファレンスも 1.x 向けに更新(タイムアウトは anthropic.Timeout を使用)。
    • コスト見積り(/cost・ステータスライン・--max-budget-usd)が、データ所在地(data-residency)ワークスペース向けの US 限定推論プレミアム(1.1×)を含めるようになった。
    • Bedrock / Vertex / Foundry など従来除外されていた環境でも、一度きりのフルスクリーンレンダラー提案が表示されるようになり、新規インストールはフルスクリーンで開始する。
    • クラウドセッション: claude.ai から同期したプラグインが name@synced として表示され、claude plugin enable/disable <name>@synced で操作でき、自分でインストールした同名プラグインを決して上書きしなくなった。
    • Alpine / musl ビルド: 画像貼り付け・クリップボード・音声キャプチャのネイティブアドオンが読み込まれるようになった(ランタイムが拒否する glibc ビルドの代わりに musl ビルドのバイナリを使用)。
    • 月間支出上限を使い切ったときに表示される利用上限メッセージが、セッション/週次上限のリセット時刻も併記するようになった。
    • Windows: クロスセッションメッセージングに対応。複数マシンの Claude Code セッションが SendMessage で相互にメッセージを送り、ListAgents で相互に見つけられるようになった(macOS / Linux と同様)。
    • keybindingFlavor: "readline" が単語キーでも Bash に一致するようになった。Alt+F と Ctrl / Option+→ が単語末尾で止まり、Alt+D が単語末尾まで削除(Ctrl+Y で貼り戻し)、記号が単語区切りになる。
    • /goal: 長時間のバックグラウンド作業の裏で待機するチェックインが、30 分ごとの繰り返しではなくバックオフ(30 分 → 1 時間 → 以降 2 時間ごと)するようになった。
    • /goal: claude --resume のピッカーからセッションを再開すると、アクティブなゴールが復元されるようになった。
    • ListAgents がセッション自身の名前(ピアがメッセージ送信に使う名前)を伝えるようになり、自分自身の名前への SendMessage はその旨を伝えるようになった(従来は「そんなエージェントはいない」と表示)。
    • ListAgents/list-agents が、稼働中のチームメイトを一覧するようになった(従来はサブエージェントと他セッションのみで、到達可能なチームメイトが不在に見えていた)。
    • 永続リトライモード(CLAUDE_CODE_RETRY_WATCHDOG)が、組織の支出上限やクレジット切れエラーではリセットを待たずに即座に失敗するようになった。
    • Claude in Chrome: /clear がセッションの Chrome タブグループを閉じるようになり、空のグループは /resume 時と Claude Code 終了時に閉じられる。
    • リモートセッション: モバイルからアップロードした画像に保存ファイルパスが含まれ、Claude が作成するファイルへコピーできるようになった。
    • Claude Code on the web: Bash などのツールから anthropic.com の非 API ホスト(www・docs 等)へのリクエストがセッションのネットワークプロキシを経由し、環境で許可されたドメイン設定が適用されるようになった。
    • Remote Control: Remote Control が有効でないときのメッセージと claude doctor の文言を明確化。
    • コンパクション後のリマインダーを改善し、スキルの元の引数が新規リクエストとして再実行されないようにした。
    • ツール使用行の長いファイルパスが、1 行に収めるため中央で切り詰められるようになった。
    • リモートセッションが長い SessionStart / Setup フックの実行中も keep-alive を送り続け、フックの途中でコンテナがアイドル回収されないようにした。
    • [VSCode] 利用上限バナーの「View usage」が、警告文の中に浮くのではなくインラインに配置されるようになった。

修正(v2.1.239)

  • バージョン: v2.1.239(2026-08-21)
  • 内容:
    • Content-Type ヘッダを剥がすプロキシ越しの Bedrock ストリーミングで、毎ターンを非ストリーミングで再実行し API 呼び出しが黙って倍増していた問題を修正。
    • Bedrock を SSO プロファイル+awsAuthRefresh で使うとき、HTTPS プロキシ越しに起動時ハングする問題を修正(クレデンシャル事前チェックが HTTPS_PROXY を尊重するようになった)。
    • 存在しなくなったディレクトリから Claude Code を起動したときの生のクラッシュダンプを修正。明確なメッセージを表示するようになった。
    • JetBrains IDE のターミナルで Claude Code プラグイン接続時に Edit / Write 呼び出しが約 5 秒停止する問題を修正。
    • プロンプトをキューに入れた状態で Esc を押すと、次のターンが早期終了し、Claude が作業中なのにセッションがアイドルになり、後の再送で操作が重複しうるレースを修正。
    • WebFetch が期限切れのページ内容を意図した 15 分ではなくセッション全体にわたって保持していた問題を修正。
    • クラウドセッション(web・デスクトップ・モバイルアプリ)が、アイドルワーカーの再起動後にプランモードから抜けて再開する問題を修正。
    • MCP elicitation フォームがターミナルより高いとフルスクリーンモードで見切れる問題を修正。ウィンドウに収まり、隠れたフィールドはスクロールで到達でき、Accept / Decline が常に見えるようになった。
    • クラウドセッションや SDK の setMcpServers() でのミッドセッション再接続時に、一時的な 5xx を受けたリモート MCP サーバが失敗状態のまま留まる問題を修正。
    • リネーム後に会話が約 64 KB を超えて書き込まれると、カスタムセッションタイトルが /resume から消える問題を修正。
    • claude -c / resume が、パスが _-. などの文字だけ異なる別ディレクトリのセッションを拾ってしまう問題を修正。
    • /resume とエージェントビューが、ファイルが触られた・単に再オープンしただけのセッションを「最近変更された」と表示して並べ替える問題を修正。
    • all-projects モードの /resume が、削除済みディレクトリ(例: 削除された worktree)へ cd するよう案内する問題を修正。そうしたセッションは現在のディレクトリで再開するようになった。
    • dark-ansi テーマで、フルスクリーンモードの展開ツール結果が背景と同色のテキストで描画される問題を修正。
    • 回答不能なフルスクリーンレンダラー提案が起動のたびに再表示される問題を修正。3 回表示した後は停止するようになった。
    • .worktreeinclude**/ で始まるパターンが、対象が gitignore されたディレクトリ内にあると何もマッチしなくなる問題を修正。
    • .md ファイルが UTF-8 BOM で始まるエージェント・スキル・コマンドが黙って無視される問題を修正。
    • /insights が一部モデルで応答にリテラルの <message> タグをそのまま表示する問題を修正。
    • マーケットプレイスの metadata.pluginRoot が効かない問題を修正。裸のプラグインソース名がドキュメントどおりその配下で解決されるようになった。
    • ブラウザベースのターミナルで、マウスレポートが分割書き込みされるとマウス移動が "35;150;7M" のようなテキストをプロンプトに挿入する問題を修正。
    • effort / ultracode ステータスバッジ色のカスタムテーマ上書きが無視される問題を修正。
    • OpenTelemetry のトレース断片化を修正。PreToolUse フックで延期されたツール実行が、新しいトレースを開始せず元のターンのトレースで再開するようになった。
    • エージェントビューの vim モードで、Escape がプロンプトをクリアせず NORMAL モードへ切り替えてテキストを保持するようになった。
    • selection:copy キーバインドが、Shift+矢印で拡張したテキスト選択を黙って落とす問題を修正。
    • voice.enabled 設定で音声入力を有効化した後も /voice の起動ヒントが表示され続ける問題を修正。
    • シェルモード(!)の Tab 補完が ./script パスから ./ を落とし、シェルが実行できないコマンドを残す問題を修正。
    • フルスクリーンモードで、フォーカスを戻すためにターミナルウィンドウをクリックしただけで権限プロンプトに回答したりボタンを押してしまう問題を修正。
    • フルスクリーンモードで、スラッシュコマンドパネル(/config/model 等)が最新メッセージを覆う問題を修正。会話がパネル上部に固定されるようになった。
    • Claude が応答中に /workflows の詳細ダイアログを開くと、ターミナルからあふれてヘッダが画面外に消える問題を修正。
    • Linux サンドボックスが存在しない .git/config.worktree を読み取り不能にし、extensions.worktreeConfig を設定したリポジトリで全サンドボックス git コマンドが壊れる問題を修正。
    • セッションの作業ディレクトリ削除後にフックが「posix_spawn ENOENT」で失敗する問題を修正。以降はプロジェクトルートまたはホームディレクトリから実行される。
    • claudeMdExcludes が、パターンが rules ディレクトリやシンボリックリンク自体を指す場合にシンボリックリンクされた .claude/rules ファイルを除外しない問題を修正。
    • 1 つのバックグラウンドジョブの状態を 2 つの Claude Code プロセスが共有すると、Remote Control へのセッションタイトル同期が暴走する問題を修正(2.1.232 のリグレッション)。タイトル更新は重複排除・レート制限されるようになった。
    • タイトルが / で始まるセッションが SendMessage で到達できず、ListAgents で「(untitled)」と表示される問題を修正。
    • Ctrl+W・Ctrl+U・Ctrl+K・Option+Backspace・Option+D や vim の df/dt が、カーソルが [Pasted text #N] プレースホルダの内側にあると壊れたプレースホルダを残す問題を修正。
    • ログインコード欄などのマスク(パスワード式)入力が、Ctrl+Y で他所に貼り戻せたり、二重 Esc でクリアするとプロンプト履歴に保存されてしまう問題を修正。
    • 検索ボックスで Ctrl+Backspace が単語ではなく 1 文字だけ削除する問題を修正。
    • 組織ポリシーチェックで拒否されたリクエストが、拒否表示の前に再送される問題を修正。

使い方メモ(任意)

  • Bedrock をプロキシ経由で使っている場合: レスポンスの Content-Type ヘッダを剥がすプロキシで API 呼び出しが黙って倍増する(=課金も倍増する)不具合が修正された。SSO プロファイル+awsAuthRefresh 利用時の HTTPS プロキシ越しの起動ハングも解消。コスト・安定性の両面で更新推奨。
  • anthropic Python SDK を使うプロジェクト: /claude-api upgrade で 0.x → 1.x への移行ができる。移行後はタイムアウトを httpx.Timeout ではなく anthropic.Timeout で指定する。
  • Windows で複数マシンを並行運用している場合: クロスセッションメッセージングに対応し、SendMessage / ListAgents でセッション間の連携が macOS / Linux と同等になった。
  • claude.ai とプラグインを同期している場合: 同期プラグインは name@synced として表示・操作でき、自分でインストールした同名プラグインを上書きしなくなった。claude plugin enable/disable <name>@synced で個別に制御できる。
  • Ctrl+W 以外の単語操作も Bash 風にしたい場合: keybindingFlavor"readline" にすると、Alt+F / Ctrl・Option+→ が単語末尾で止まり、Alt+D で単語末尾まで削除(Ctrl+Y で貼り戻し)、記号が単語区切りとして扱われる。

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