Chrome for Developers キャッチアップ: 2026-10-08
取得日: 2026-10-08 ソース: Chrome for Developers Blog
今回の注目ポイント
前回(2026-10-02 収録: Chrome 156 beta)以降の新着は 2 本。1 つは Chrome 155 から搭載される JPEG XL(.jxl)デコード対応の発表で、Rust 製デコーダ jxl-rs によるメモリ安全性確保を強調した技術記事。もう 1 つは Chrome 155–156 の WebGPU 新機能まとめ(new-in-webgpu-155-156)で、前回実行時点(2026-10-02)では 404 だったものが公開された。安定版の New in Chrome 155・new-in-devtools-155 は本実行時点でも未公開(155 は 404、devtools-155 は /docs/devtools/release-notes へのソフト 404)のため対象外。New in DevTools - October 2026 は 20260923.md で収録済みのため重複除外した。公式 RSS フィード(static/blog/feed.xml)は lastBuildDate が 2026-06-23 のまま更新停止が続いているため、新着検出は WebSearch + バージョン URL プローブ(curl)を主経路とした。
記事一覧
What’s New in WebGPU (Chrome 155-156)
- URL: https://developer.chrome.com/blog/new-in-webgpu-155-156?hl=ja
- 公開日: 不明(記事本文に
Published:表記なし。最終更新日 2026-10-07 UTC。2026-10-02 時点では 404 だったため、それ以降の公開) - 要約: Chrome 155–156 の WebGPU 変更をまとめた記事。WGSL の
fragment_depth拡張(frag_depth書き込み時も early-Z 最適化を維持、navigator.gpu.wgslLanguageFeaturesで検出)、ブロックサイズの倍数でない圧縮テクスチャを許可するtexture-compression-unaligned、広色域向けのsrgb-linear/display-p3-linearキャンバスカラースペース、パック頂点フォーマットsnorm10-10-10-2を追加。Linux の新しい NVIDIA ドライバでshader-f16が利用可能になり、Dawn ではWGPUAdapterPropertiesD3Dで DXGI アダプタの LUID を取得可能に。Bindless レンダリングは Android/Linux/Windows でトライアル提供。
Shipping JPEG XL in Chrome
- URL: https://developer.chrome.com/blog/jpeg-xl-in-chrome?hl=ja
- 公開日: 2026-10-06
- 要約: Chrome 155 から JPEG XL(
.jxl)のデコード対応を追加する発表と、その実装背景の解説。JPEG 比で約 30〜50% 高い圧縮率、ロスレス圧縮、HDR 対応、ロスレス JPEG トランスコードが特徴で、開発者には AVIF と JPEG XL の両方を試して比較することを推奨。画像デコーダはレンダラ内で信頼できない入力を解析するため、C++ デコーダに多いメモリ安全性バグを排除する目的で純 Rust 製デコーダjxl-rsを採用し、Highway に着想を得た SIMD 抽象化層jxl_simdで unsafe コードを監査済みの少数箇所に限定した。ファジングと AI 支援のコードレビューではメモリ安全性バグは検出されず、Interop 2026 の JPEG XL 調査にも参加してクロスブラウザのテストカバレッジを確保している。