Claude Code キャッチアップ: 2026-10-19
今回の注目ポイント
- v2.1.304 の1リリースを収録(前回収録は v2.1.303 / 2026-10-18)。多数の修正・改善に加え、いくつかの新機能が追加された。
/auto-mode-setupを追加: プロジェクトと直近セッションを読み取って auto モードに環境を学習させるガイド付きセットアップ。Bedrock / Vertex / Foundry / Claude アプリゲートウェイ / テレメトリ無効セッションでも利用可能に。/claude-api managed-agents-secureを追加: Managed Agents のエージェント設定を Anthropic 公開のセキュリティガイドと照合する(変更は加えない)。- Pro / Max プランで、長時間放置した会話を再開すると5時間利用上限の大きな割合を消費する場合に警告を表示するようになった(そのまま再開するか、新規会話を開始して必要なら前の会話を参照させる)。
rm -rの安全プロンプトを強化: マウントドライブやその直下フォルダ(/Volumes・/media・WSL の/mnt/c)のrm -rがrm -rf /Applicationsと同様の安全確認を受けるよう修正。- Code Review にレビューレベル(Quick / Standard / Deep)を追加。組織単位の既定を選べ、リポジトリ個別に設定も可能。GitHub 組織内の全リポジトリ(後から追加されたものを含む)を一括レビュー対象にするオプションも追加。
新機能・変更(changelog)
対象バージョン: v2.1.304
v2.1.304(2026-10-19)
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リンク: https://github.com/anthropics/claude-code/releases/tag/v2.1.304
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新機能 / 追加(抜粋):
/auto-mode-setupを追加(プロジェクト・直近セッションを読み取り auto モードに環境を学習させるガイド付きセットアップ。Bedrock / Vertex / Foundry / Claude アプリゲートウェイ / テレメトリ無効セッションでも利用可能に)。/claude-api managed-agents-secureを追加(Managed Agents のエージェント設定を Anthropic 公開のセキュリティガイドと照合。変更は加えない)。- Pro / Max プランで、非アクティブな会話の再開が5時間利用上限の無視できない割合を消費する場合の警告を追加。
- mod の
tool.check応答にdecider: "person"を追加(許可ダイアログかホストのコールバックのみが承認でき、誰にも尋ねられない場合は mod の理由で拒否)。tool.checkイベントに読み取り専用呼び出しを示すe.isReadOnlyを追加。 - 先に実行されたプラグインがあなたの mod のフックをスキップした際、イベント名とプラグイン名を示すトランスクリプト行を追加。
- トランスクリプトビュー(Ctrl+O)のコンパクション要約に、以前呼ばれたツール名を表示。
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主な修正(抜粋):
- 起動時に
ANTHROPIC_API_KEYを承認、または/configで “Use custom API key” を切り替えた後、次の毎時チェックまで組織ポリシーが更新されない問題を修正。 - Linux のサンドボックスコマンドが、
sandbox.filesystem.denyReadのグロブに文字クラスでない角括弧([user-id]のようなルートフォルダ)を含むと起動に失敗する問題を修正。 rm -rのマウントドライブ/トップレベルフォルダ(/Volumes・/media・WSL の/mnt/c)がrm -rf /Applications相当の安全確認を受けない問題を修正。CLAUDE_CODE_TRANSCRIPT_LOCAL_GCが、ファイルのトリム中にディスクが満杯になると保存済みトランスクリプトからメッセージを落とす問題を修正。- プラグインがサブエージェントの生成や完了済みエージェントの再実行で、
--max-turns・Stop・入力終了後も headless 実行を続けさせる問題を修正。 - mod のリロード失敗が、ロードされたまま残るバージョンのツール/コマンドを削除し、前バージョンがまだロード中かのメッセージが誤り/無言になる問題を修正。
- LLM ゲートウェイ越しの
context_management: Extra inputs are not permittedエラーを修正(当該フィールドを外して再送)。 - SDK / デスクトップセッションで、モデル切替・メッセージ・中断がコンテキスト使用量チェックの後ろで待たされる問題を修正。
- サブエージェントが、完了直後にメッセージ送信/再開されると直近の作業を忘れることがある問題を修正。
claude --worktreeが HEAD デタッチ時/別ブランチ時に終了時 worktree とブランチを無確認で削除しコミットを失いかねない問題を修正。- スケジュールされた Cowork クラウドセッションが、WebFetch の URL 承認を誰も与えられないサブエージェントごとに5分待つ問題を修正。
- 定期ルーティン用途に関わる複数のクラウドセッション/Remote Control/Claude Tag の修正(下記の各環境別セクション参照)。
/effort status・/effort ultracode・プロンプトの effort 表示が、CLAUDE_CODE_EFFORT_LEVELがauto/未設定でレベル未送信のとき推測値を出す問題を修正。CLAUDE_CODE_AUTO_COMPACT_WINDOW=200kが黙って 100K ウィンドウになる問題を修正(k・Mサフィックスに対応し、範囲外/無視時に警告)。- エージェントチーム: メインセッションからのシャットダウン要求承認が CLI 全体を終了させなくなった。
claude --helpの--tools・--resume・--debug・--json-schema・--disable-slash-commands・--system-prompt-snapshot・claude updateの説明を実挙動に合わせて修正。
- 起動時に
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変更 / 改善(抜粋):
- mod の
settings.readフックが各設定レイヤーを受け取りマージ後設定を書き換えられるよう変更(管理 mod が組織設定を上限として扱える。保持スイープが使うcleanupPeriodDaysを含む)。 /artifactsの削除確認を番号選択に変更(1 または Enter で保持、2 で削除。y/n/Esc も引き続き有効)。- カスタム
ANTHROPIC_BASE_URL配下でツール検索を既定で有効化(ゲートウェイからの 400/422 はツール検索なしで再試行)。 - コンパクション後に Claude へスキル一覧を再送するよう変更(
/reload-skillsは新規/変更スキルのみ送信)。 - スキルフック: 1ソース(リポジトリ/自分のフォルダ/プラグイン)あたりセッションごとに最大 1,024 フック・16,384 マッチャ文字まで。
/claude-apiスキルを、Claude Platform on AWS で SDK/curl にフォールバックせずantCLI を使うよう更新。- 同時に多数のサブエージェント実行時の応答性・スループットを改善。長い/再開した会話でのリクエスト送信時のメモリ使用量を改善。
- Opus 5.5 の
/fastダイアログタイトルから “(research preview)” ラベルを削除。
- mod の
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[VSCode]:
- Bedrock / Vertex / Foundry・LLM ゲートウェイ越し・テレメトリ無効のセッションでも、チャットパネルでの mod 描画を追加。
- SessionStart コマンドフックの実行時間が起動タイムアウト(最大10分まで)に算入されないよう修正し、“Subprocess initialization did not complete within 60000ms” の一因を解消。
- バックグラウンドのサブエージェントを、全ステップをチャットに流す代わりに Agent カード下の1行ステータスで表示(全文は /tasks に残る)。
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[Cloud sessions]:
- コンポーザーの @ 一覧でフォルダ名が表示されず、選んでもメンションでなく空白だけ挿入される問題を修正。
-
[Claude Tag](Slack):
- 作業中にチャンネルが Enterprise Grid ワークスペース間で共有化されると Claude が無言になる問題を修正(新しいスレッドで @ メンションするよう一度だけ案内)。
- スレッド外で打った
@Claude !forkに反応が出ない問題を修正(スレッド内で実行するようプライベート通知)。
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[Code Review]:
- レビューレベル(Quick / Standard[既定] / Deep)を追加。組織の既定を選べ、リポジトリ個別設定も可能。
- GitHub 組織内の全リポジトリ(後から追加分を含む)を個別選択なしでレビュー対象にするオプションを追加。
- 管理者が Code Review を有効化した直後1〜2分以内に開かれた PR が黙ってスキップされる問題を修正(再試行してレビュー)。
使い方メモ(任意)
/auto-mode-setup: auto モードを使う前に、プロジェクトと直近セッションから環境を学習させておけるガイド付きセットアップ。Bedrock / Vertex / Foundry / Claude アプリゲートウェイ / テレメトリ無効環境でも使えるようになった。/claude-api managed-agents-secure: Managed Agents のエージェント設定を Anthropic 公開のセキュリティガイドと照合して差分を確認できる(設定変更は行わない)。セキュリティ設定の点検に。- Pro / Max プランの利用上限警告: 放置した会話の再開が5時間利用上限を大きく消費しそうなとき警告が出る。そのまま再開するか、新規会話を始めて必要時に前の会話を参照させる運用が選べる。
rm -rの安全確認強化: マウントドライブやその直下(/Volumes・/media・WSL の/mnt/c)へのrm -rでも安全プロンプトが出るようになったので、誤削除リスクが下がった。